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表示される図は、インドネシア航空宇宙局 (LAPAN) の Biak 観測所から飛揚した気球の飛行軌跡 (水平面への射影) と落下位置を、上昇速度 4.7 m/s と適当な降下速度を仮定し、24時間予報場を使って推定したものです。
例えば、2月22日00時の図は、2月21日00時を初期値とする24時間予報に基づいて計算した結果です。
黒線が上昇中、カラーが 5 km, 10 km, , 15 km および設定した気球カット高度 (20 km, 23 km, 26 km) からの下降中の軌跡で、×印が放球点と落下点です。
計算に用いた気象データは National Centers for Environmental Prediction (NCEP) による予報場 (GFS) で、予報場の信頼性の目安とするために、コントロールランに20メンバーによる摂動ランを加えた、アンサンブル予報の結果を利用しています。
図では全ての飛行軌跡を区別せずに重ね書きしていますが、コントロールランについてのみ落下点の緯度・経度が記入されており、摂動ランの落下点の×印は小さく表示されています。
なお、2月22日、24日、26日の図には、実際の落下位置を、該当するカット高度の図に菱形で示しています。